明日は藤井VS杉本!王将戦で運命の師弟対決

出典:中日新聞社

明日3日8日(木)王将戦一次予選で

藤井聡太六段VS杉本昌隆七段が行われます。

・場所

関西将棋会館

・持ち時間

各3時間

・先後

振り駒にて決定

・これまでの対戦成績

初手合い

・ネット生放送

将棋プレミアム

ワン太くん
明日はついに藤井六段が師匠と対戦だね!
将棋はかせ
互いに長所も短所も知り尽くす両者。どんな戦いになるか楽しみじゃ。
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杉本七段ってどんな棋士?

藤井六段と杉本七段

出典:竜王戦中継plus

杉本昌隆  七段
(すぎもと まさたか)

生年月日
1968年11月13日(49歳)

出身地   愛知県名古屋市

竜王戦   2組

順位戦   C級1組

タイトル戦 なし

棋戦優勝  なし

(2018年3月7日時点)

杉本七段名古屋を拠点にする数少ない棋士。長年東海棋界を支えてきた功労者じゃな。
そして何と言っても藤井六段の師匠なんだよね。
そう。東京や大阪に比べると練習相手の少ない愛知で、藤井六段を見守って導いてきたな。
 今の藤井六段があるのは杉本七段のおかげなんだね。
将棋は振り飛車党研究家。四間飛車や相振り飛車で多くの定跡を作ってきたな。
藤井六段は居飛車党だから、その点では師匠と違うんだね。
そして棋風は受け将棋で粘り強い何度も囲いを再生するのが「リフォーム」と言われることもあるな。 
本人によると、曲線的長期戦や体力勝負に自信があるんだね。
藤井六段が直線的に斬り合って、最短で勝ちに行くスタイルなのとは対照的じゃな。
師弟だけど戦法も棋風も正反対なんだね。
実績としては棋戦の準優勝やベスト4入り、そしてあと一歩でA級というところまで行ったこともあるな。

前回の王将戦を振り返り!

今回は先月5日に行われた王将戦の前局、南九段戦を振り返りだね。
この将棋は杉本七段にとって、藤井攻略のヒントになるかもしれない将棋だったな。

※藤井六段は当時、五段です。

先手:南九段 後手:藤井五段

南九段は石田流の構えに、藤井五段は居飛車穴熊に組んだね。
藤井五段はノーマル三間に対しては、自然に居飛車穴熊にするのがいいという考えのようじゃな。

☆昼食☆

藤井五段:サービスランチ(ハンバーグとエビフライの盛り合わせ)

南九段:そば定食

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は穴熊が未完成なのに、急戦を仕掛けていったね。1月の中田七段戦もこんな感じだったよ。

※1月11日の中田功七段戦の振り返り

藤井五段は単に固めるだけじゃなくて、攻守のバランスのいい作戦を好むな。

先手:南九段 後手:藤井五段

ごちゃごちゃした中盤で南九段は▲7二歩。と金を作って桂香を取る狙いだね。
この歩の垂らし振り飛車でよく出る筋。手数はかかるけど確実な攻めじゃな。

先手:南九段 後手:藤井五段

南九段はさっき垂らした歩をと金にして、ついに桂をタダでゲットだね。
南九段はうまく藤井五段の攻めを封じながらじっくり進めて駒得を実現したな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は△9九成銀で香を取ったね。もともと6一の銀がはるばるここまで来たよ。
ただこの後この成銀は完全に遊んでしまう。藤井五段にしては珍しく重い手じゃが、仕方なかったな。

※遊ぶ…駒が攻めにも守りにも働いていない状態。

先手:南九段 後手:藤井五段

南九段の全部の攻め駒が藤井陣に向かってきて、厳しく攻められそうだね。
一方の藤井五段は成銀や飛車が遊んでいてつらい南九段が優勢になったな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は自陣をガチガチに固めて、徹底抗戦のつもりだね。
藤井五段が劣勢で終盤戦に入るのは少ないし、ある意味貴重な粘り劇が見られたな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は成駒を後ろに引いて、曲線的な順で簡単には土俵を割らないね。
いつもはクールに相手を一刀両断する藤井五段だけど、本局は泥臭く粘ったな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は穴熊なのに端攻め
逆転のためにはとにかく駒をぶつけて局面を複雑にしないとダメじゃな。

先手:南九段 後手:藤井五段

玉頭で駒がぶつかってきて、怪しい雰囲気が出てきたね。

先手:南九段 後手:藤井五段

ついに南玉にも攻めが迫ってきた。藤井五段はさすがの追い上げだ。
ただ、冷静に見ればまだ少し南九段がリードしてる感じじゃな。

先手:南九段 後手:藤井五段

両者もうほぼもう持ち時間のない激戦。藤井五段はガンガン攻めて、ついに逆転に成功したね。
受けと攻めを巧みに織り交ぜながら、うまく南九段のミスを引き出したな。

投了図

先手:南九段 後手:藤井五段

大劣勢になってから、複雑に玉頭で駒をぶつけて奇跡の大逆転
一時はもうほぼ負けだろうというところまで行ったのに、すごい終盤力でひっくり返したね。 
しかも230手の超長手数だったが、よくくじけずに指し続けたな。

ズバリ!はかせの大予想

①戦型

ゴキゲン中飛車
杉本七段は振り飛車党で、最近は中飛車が多いんだよね。
そう。ただときどき角換わりをやることもあるから、明日もその可能性はあるかも。

②終局時刻

17時くらい
王将戦予選は持ち時間3時間で、大体このくらいの時間に終わるんだね。
そうじゃな。でも杉本七段は長期戦大歓迎の粘り強い将棋だから、簡単には終わらないはずじゃ。

③勝敗

少し藤井六段が有利
2人は練習将棋を何度もやってるが、最近は杉本七段は2,3割しか勝てないそうじゃな。
でも先月の南九段戦のように、藤井六段は対振り飛車でしくじる可能性もあるよね。
杉本七段としては、押したり引いたりの中盤にして優勢を築いて、逃げ切る展開が理想じゃな。
でも泥沼の長期戦も杉本七段の得意パターンなんだよね。
うん。劣勢になったとしても、大差がつかないような辛抱が大事じゃ。
逆に言えば藤井六段の得意な直線的な攻め合いにはしたくないんだね。
そうじゃな。将棋界では公式戦で弟子が師匠に勝つのを「恩返し」というけど、明日はどうなるか。
杉本七段も藤井対策をかなり練ってくるだろうし、どんな将棋になるか楽しみだね!

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