藤井五段が大大逆転!南九段戦を振り返り

出典:中日新聞社

本日2日5日(月)王将戦一次予選の

藤井聡太五段VS南芳一九段が行われ、

藤井五段が勝利しました。

・戦型

南九段の三間飛車

・結果

230手で藤井五段の勝ち

・終局時刻

19時2分

はかせー!藤井五段が奇跡の大大大逆転勝ちだよ!
五段としての新しい船出を、何とか勝ちで飾ったな。
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対局を振り返ろう!

本局は南九段が最近愛用している三間飛車を採用したね。

先手:南九段 後手:藤井五段

南九段は石田流の構えに、藤井五段は居飛車穴熊に組んだね。
藤井五段はノーマル三間に対しては、自然に居飛車穴熊にするのがいいという考えのようじゃな。

☆昼食☆

藤井五段:サービスランチ(ハンバーグとエビフライの盛り合わせ)

南九段:そば定食

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は穴熊が未完成なのに、急戦を仕掛けていったね。先月の中田七段戦もこんな感じだったよ。

※1月11日の中田功七段戦の振り返り

藤井五段は単に固めるだけじゃなくて、攻守のバランスのいい作戦を好むな。

先手:南九段 後手:藤井五段

ごちゃごちゃした中盤で南九段は▲7二歩。と金を作って桂香を取る狙いだね。
この歩の垂らし振り飛車でよく出る筋。手数はかかるけど確実な攻めじゃな。

先手:南九段 後手:藤井五段

南九段はさっき垂らした歩をと金にして、ついに桂をタダでゲットだね。
南九段はうまく藤井五段の攻めを封じながらじっくり進めて駒得を実現したな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は△9九成銀で香を取ったね。もともと6一の銀がはるばるここまで来たよ。
ただこの後この成銀は完全に遊んでしまう。藤井五段にしては珍しく重い手じゃが、仕方なかったな。

※遊ぶ…駒が攻めにも守りにも働いていない状態。

先手:南九段 後手:藤井五段

南九段の全部の攻め駒が藤井陣に向かってきて、厳しく攻められそうだね。
一方の藤井五段は成銀や飛車が遊んでいてつらい南九段が優勢になったな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は自陣をガチガチに固めて、徹底抗戦のつもりだね。
藤井五段が劣勢で終盤戦に入るのは少ないし、ある意味貴重な粘り劇が見られたな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は成駒を後ろに引いて、曲線的な順で簡単には土俵を割らないね。
いつもはクールに相手を一刀両断する藤井五段だけど、本局は泥臭く粘ったな。

先手:南九段 後手:藤井五段

藤井五段は穴熊なのに端攻め
逆転のためにはとにかく駒をぶつけて局面を複雑にしないとダメじゃな。

先手:南九段 後手:藤井五段

玉頭で駒がぶつかってきて、怪しい雰囲気が出てきたね。

先手:南九段 後手:藤井五段

ついに南玉にも攻めが迫ってきた。藤井五段はさすがの追い上げだ。
ただ、冷静に見ればまだ少し南九段がリードしてる感じじゃな。

先手:南九段 後手:藤井五段

両者もうほぼもう持ち時間のない激戦。藤井五段はガンガン攻めて、ついに逆転に成功したね。
受けと攻めを巧みに織り交ぜながら、うまく南九段のミスを引き出したな。

投了図

先手:南九段 後手:藤井五段

大劣勢になってから、複雑に玉頭で駒をぶつけて奇跡の大逆転
一時はもうほぼ負けだろうというところまで行ったのに、すごい終盤力でひっくり返したね。 
しかも230手の超長手数だったが、よくくじけずに指し続けたな。
南九段は長い長い終盤で持ち時間もない中、いくつかミスが出てしまって残念だったね。
でも中盤戦は絶品の指しまわしで、藤井五段相手にはっきり優勢になったな。

はかせの予想は当たったの?

じゃあ、はかせの予想が当たったか答え合わせしよう!

☆はかせの大予想☆

①戦型

南九段の三間飛車

予想通り南九段は、最近多用してる三間飛車だったね。
中盤は振り飛車の教科書に載せたいような、巧みな駒運びでリードを奪ったな。

②終局時刻

17時くらい

×(実際は19時2分)

大熱戦になって、予想よりかなり遅くなったね。
お互いほぼ1分将棋の状態が長く続いて、ドキドキハラハラの超楽しい将棋だったな。

③勝敗

少し藤井四段が有利

今日は藤井五段としては珍しく、中盤に悪くしてめっちゃ粘る展開だったね。
この大劣勢の将棋を逆転勝ちしたのは、精神的に大きな収穫になったはずじゃ。
でも途中で形勢を損ねたわけだし、課題も残る一局だったね。
まあ本局の中盤戦に関しては南九段を賞賛するべきじゃな。
これで藤井五段は王将戦の次局、師匠の杉本七段と対戦だね! 

藤井五段の次の対局

2月8日(木)
棋王戦予選 VS牧野光則五段
※ネット生中継
AbemaTV

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