「詰み」とは?

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駒がパワーアップする「成る」とはどういうことなのか解説しています。
将棋はかせ
前回のページでは、「駒が成る」について勉強したぞ。

今回のページでは「詰み」について勉強しよう!

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王手とは?

詰みの話をする前に、

まずは王手について解説しよう。下の図を見てくれ。

ワン太くん
玉の前に歩がいて、次の番に玉が取れそうだね。

そうじゃの。こういう、次の番が来たら玉が取れる状態が「王手」じゃ
王手ってスポーツでも言うよね。「中日が優勝に王手!」とか。
相手に王手をかけられたら、玉を逃げたりして必ずその王手を解消しなければいけないぞ
上の図で言えば、玉を逃げるか歩を取ればいいんだね。

将棋の終わり!「詰み」とは?

今度は下の図を見てみよう。

今度は金で王手がかかってるね。何とかして王手を解消しないと。
そうじゃな。じゃあワン太くん、その金を取ることはできるかい?
金をとっても、結局その後ろの歩に取られちゃうよ。
そうじゃな。じゃあ金を取らないで逃げることはできるか?
う~ん、どこに動いても結局金で取られちゃうよ。
そう。この玉はもうどうやっても助からないんじゃ。この状態が「詰み」じゃ。
こうなるともう将棋の決着がつくんだね。
他にも詰みの例を見てみよう。

詰みの例①

金で王手がかかっていて、その金を取っても結局後ろの香車に取られてしまうね。

もちろん逃げ場もないのう。

詰みの例②

今度は駒が多くてややこしいけど、桂馬で王手がかかっておるぞ。

でもこの桂馬って銀で取れるんじゃないの?
ワン太くん、盤面を広く見てみるんじゃ。
あっ!桂馬を取ると後ろの角で玉が取られちゃう。
そう。銀が動くと今度は角の利きが通って来るんじゃな。こういう詰みのパターンもよく実戦で出てくるから、覚えておくとよいぞ。

将棋の終局

相手玉を詰ましたら、取ってもいいの?
いや、 本当に相手の玉を取って駒台に乗せるわけではなくて、詰んだらおしまいじゃ。
そうなんだ。

あれっ、でもプロの将棋で、王手がかかってないのに「負けました」って言ってたのを見たことがあるよ。

実際には投了(とうりょう)をして負けを宣言するんじゃ。降参と同じ意味じゃな。

投了は自分の番ならいつしてもよいんじゃ。別に王手がかかってなくても、勝てる見込みが完全にないと思えばそこで投了することもある

でも相手が心臓病で倒れる可能性だってあるし、最後の最後まで粘ればいいじゃん。
まあそれはそうなんじゃが…。プロの世界では勝負が完全に決しているのに粘り続けるのは、相手に失礼だとか、見苦しいとか考えることがあるんじゃ。

詰将棋をやってみよう!

さてワン太くん、今度は玉を詰ます練習をしてみよう。「詰将棋」じゃ。
詰将棋!聞いたことある!藤井四段が得意なんだよね。
藤井四段も詰将棋が大好きで大得意じゃ。
藤井四段みたいに僕も詰将棋やってみたい。
詰将棋というのは、相手の玉を詰ますクイズじゃ。将棋の基礎トレーニングみたいなもんじゃな

問題①

さあワン太くん、この玉を詰ましてみよう。持ち駒は駒台にある金じゃ。

う~ん。どうするかな。
詰将棋は実際の盤に並べてやるとよいぞ。
わかった!玉の正面に金を打てばいいのか。

問題①解答図

ワン太くん、正解じゃ。すばらしい!

早速次の問題じゃ。

問題②

今度の持ち駒は銀か。
この問題は実戦で出てきそうな局面じゃ。

問題②解答図

詰将棋って楽しいね。藤井四段が好きになる気持ちわかるよ。

玉を詰ます力は将棋で勝つために必須じゃ。詰将棋で鍛えるとよいぞ。
プロ棋士はみんな詰将棋が好きなの?
ほとんどの人は好きだと思うんじゃが、あまり好きでない人や必要ないと考えている人もいるようじゃ。

ちなみにわしもそれほど詰将棋は好きではない。

はかせ、正直だね。

まとめ

詰みは将棋の最後の仕上げじゃ。いくら序盤の戦法を勉強しても、詰ますのが下手では勝てるようにはならんぞ

僕たくさん詰将棋をやるよ。
がんばってやればいつか藤井四段みたいになれるぞ。

次のページでは、将棋の反則について勉強するぞ。
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