駒の価値

前回のページ

将棋の本を読んだり、プロの将棋を観戦したりするときに必須の知識、駒の位置の表し方について解説しています。
将棋はかせ
前回のページでは、「駒の位置の表し方」について勉強したぞ。

今回のページでは「駒の価値について勉強しよう!

スポンサーリンク

その駒いくら?

今回はズバリ!駒をお金に換算して考えるぞ。

ワン太くん
そんなことしていいの?
ちょっと極端な考え方かもしれんが、これが一番分かりやすいんじゃ。

上の表が駒の金額じゃ。

玉の金額がすごいことになってるよ。
もちろん玉は命じゃからな。価値は無限大と言っていい。
でも確かに金額にすると分かりやすいかも。
ただし駒の価値の考え方は人によって少し違う。大体こんな感じというイメージで十分じゃ。
高い駒は当然大事にしないといけないね。

価値は状況によって変わる

駒の価値はその時々の局面によって変わってくるんじゃ。

まず下の例を見てみよう。

例①

持ち駒に金と香があるね。価値が高いから金から使おっかな!
おっ!ワン太くんちょっと待つんじゃ。落ち着いて次の一手を考えてみて。
そうか!角の前に香を打てばいいのか!

その通り。香車を打つと相手の角は逃げられないな。角が逃げると後ろの玉が取れらてしまう。

もし金を同じ場所に打っても、角に逃げられて終わりだもんね。
そういうこと。この局面では金よりも香の方が役に立つな。
一時的に香車の方が価値が高いってことだね。駒の価値が状況によって変わるってことが分かってきた。

例②

今度は持ち駒に飛車と桂。飛車の方が価値がずっと上だから、飛車を打って攻めたいな。
ワン太くん、ほんとにそれでいいかい?
あっ!2三に桂を打てば詰みだ!

その通り。この局面でも飛車より桂の方が役に立つな。

例③

今度は持ち駒に歩がいっぱい。大金持ちになった気分。
でもワン太くん、局面をよく見てみるんじゃ。
あっ!全部の筋に歩がある。これじゃあ二歩になるから全く打てないよ。
いくらたくさん持ってても打てなければ意味がないな。
歩の価値は1円だけど、これじゃあ0円だね。
まあこの先使える可能性もあるし、自分が歩をたくさん持ってるということは、相手はかなり少ないということだから、一概に0円とも言えんがな。

駒交換で大儲け!?

今度は上の図を見てみよう。ワン太くんならどう攻める?

持ち駒の歩を2二に打ってみようかな。
うむ。それがいい手じゃ。じゃあここから

▲2一歩成

△同銀

と進んだとしよう。

自分の歩を使って、相手の桂馬が取れたよ!

このように自分の安い駒で相手の高い駒を手に入れるのを駒得(こまどく)というぞ。
駒得かあ。儲かった気分。
今のように安い駒と高い駒を交換して駒得する場合もあるし、相手の駒をタダで取って駒得できることもある

今度は逆のパターンを見てみよう。自分の飛車と相手の香が向かい合っておるぞ。

う~ん。もしあの香を飛車で取ると、後ろにいる桂に飛車が取られちゃうね。
ワン太くんいい読みじゃ。
香と飛車の交換になると相手の駒得になってしまうから、ここは飛車を逃げた方がいいな。
ワン太くん!100点じゃ!

ここで香を取ると自分の駒損(こまぞん)になってしまうから、逃げるのが正解じゃ。

なるべく駒得するようにして、駒損は避けるべきなんだね。

まとめ

駒の価値は大体表の通りじゃが、局面や戦法によって変わってくるのを覚えておいてな
わかった。高い駒はなるべく取られないようにして、たくさん駒得を目指すよ。

次のページでは、

形勢判断について勉強するぞ。

スポンサーリンク

フォローする