どうやって形勢を判断するの?

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8種類の駒にはそれぞれどのくらい価値があるのか、お金に例えながら解説しています。
将棋はかせ
前回のページでは、「駒の価値」について勉強したぞ。

今回のページでは「形勢判断」について勉強しよう!

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形勢判断の3要素!

形勢判断は将棋では非常に重要な判断じゃ。
ワン太くん
なんで?
劣勢だと思えば、逆転狙って勝負手を指さないといけないし、優勢なら安全勝ちを考えればいいからな。
形勢判断は戦い方に影響するんだね。
ただ形勢を正確に判断するのはとても難しいから、大体のイメージがつかめればいいぞ。
それでどうやって形勢判断するの?

形勢判断の3要素

①玉の堅さ

②駒の損得

③駒の働き

上の3つの要素で判断するぞ。

場合によっては今どっちの番なのかという「手番」を加味することもある

玉の堅さとか駒の損得とか言われてもよく分かんないよ。
それじゃあ1つずつ見ていこう。

玉の堅さ(安全度)

上の図のそれぞれの玉の囲いを見てみよう
先手が青い、後手が赤い枠だね。
先手の囲いは金銀合わせて2枚、後手は3枚じゃな。
桂とか香もいるけど?
ここでは金銀の数で堅さを考えよう後手の方が守りが堅いことが分かるな
うん。じゃあ玉の堅さでは後手の方が上なんだね
もちろん玉が囲いに入ってないときもある。そういう時は堅さというより安全度を比較してみよう

駒の損得

今度は別の局面じゃ。両者の駒の損得を比較してみよう

後手の青い枠のところにいたはずの桂と香が、先手の駒台にいるね。
その通り。先手の方がかなり駒得しているといえる局面じゃ。
これだけ駒得してるとずいぶん優勢そうだね。

駒の働き(効率)

先手の赤い枠馬と竜が敵陣を厳しくにらんでるね。

その通り。その2枚の駒がよく働いとるな

後手の方はどうじゃ?

青い枠3つの駒は全然働いてないような…。
そうじゃな。その3つの駒のように、相手玉の攻めにも自玉の守りにも働いていない駒を「遊び駒」という
もちろん遊び駒は少ない方がいいんだよね?
そう。上の局面は駒の働きが大差で先手優勢じゃな。
駒得していても駒の働きが悪すぎると劣勢になるんだね。
形勢というのはこの3つの要素を総合的に判断して決めるんじゃ。だから形勢判断は難しいんじゃ。
人によって意見が分かれることも多いんだね

形勢判断をしてみよう!

それではワン太くん、上の局面の形勢判断をしてみよう。

分かった。

う~ん、でもいきなりは難しいよ。

確かにそうじゃな。じゃあ注目してほしいところに色を付けよう。

先手の注目ポイントが緑の枠、後手は紫の枠だね。
まず玉の堅さを比べよう
先手玉は金銀3枚の囲いに収まってるね後手玉は囲われてないよ。
 玉の堅さでは先手が上じゃな

駒の損得はどうじゃ?

う~ん、後手の方が桂1枚得してるね。
そう。桂をタダで取ったようじゃな。後手が駒得しておる

駒の働きはどうじゃ?

先手の飛車と馬は相手陣に利いてるね後手の飛車と角は遊んでるよ
そう。駒の働きは先手の方がかなりいいな。
じゃあその3つを総合的に考えると

先手優勢かな!

ワン太くん大正解!

この局面は先手優勢と考えていいじゃろう

まとめ

形勢判断の3要素、分かったかな。
うん。これで形勢判断はかんぺき!
ただ形勢判断というのは本当に難しくてプロでも間違えることがあるくらいじゃ。初心者は大体のイメージがつかめれば十分じゃぞ。
そうなんだ。でもこれからはプロの将棋を見るときに、自分で形勢判断ができるよ!

次のページでは、

将棋ができるサイトを紹介するぞ。

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