明日は棋王戦挑決!永瀬VS黒沢の若手対決!

2016年棋聖戦に挑戦した永瀬拓矢七段

出典:棋聖戦中継plus

明日12日15日(金)

棋王戦挑戦者決定戦の第1局

永瀬七段VS黒沢五段が行われます。

棋王戦の挑決は変則2番勝負で、永瀬七段は2局のうち1局勝てば挑戦決定、黒沢五段は2連勝した場合のみ挑戦決定となります。(明日の第1局で永瀬七段が勝った場合は第2局は行われず、黒沢五段が勝った場合第2局が行われます。)

渡辺棋王との棋王戦5番勝負は、来年2月から行われる予定です。

・場所

東京将棋会館

・持ち時間

各4時間

・ネット生中継

ニコニコ生放送棋譜中継

ワン太くん
注目の若手2人が挑戦を争うんだね!
将棋はかせ
両者とも今期絶好調で、新しい時代を感じさせる顔合わせになったな。
棋王戦の挑戦者決定戦は仕組みがややこしいんだね。
永瀬七段の方が有利な立場で、黒沢五段は2連勝しないといけないんじゃ。
逆に永瀬七段は第1局で負けても、第2局で勝てば挑戦決定なんだね。
その通り。このややこしい挑決は、将棋界の年末の風物詩じゃな。毎年なんでこんな複雑なルールなんだろと思いながら観戦するんじゃ。
もうすぐ今年も終わるね、はかせ。
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2人のプロフィールをチェック!

永瀬拓矢 七段

永瀬拓矢七段

出典:棋聖戦中継plus

 永瀬拓矢 七段
(ながせ たくや)

生年月日
1992年9月5日(25歳)

出身地   神奈川県横浜市

竜王戦   1組

順位戦   C級1組

タイトル戦 獲得0期 登場1回  

棋戦優勝 2回

(2017年12月14日時点)

永瀬七段は新人王戦加古川清流戦で優勝経験のある、若手の超強豪じゃ。
2016年の棋聖戦では、羽生棋聖を2勝3敗でぎりぎりまで追い詰めたね。
居飛車中心で、受けがめちゃくちゃ強い将棋じゃな。
相手を受けつぶすんだよね。
今期は、というか今期も絶好調で、現在勝率ランキング1位じゃ。

今年度勝率ランキング

1位 永瀬拓矢 0.833(30勝-6敗

2位 藤井聡太 0.824(42勝-9敗)

3位 豊島将之 0.806(29勝-7敗)

(12月13日時点)

めっちゃ勝ちまくってるね!藤井四段より上だよ。
本当に破竹の勢いで、棋王挑戦どころか奪取まで一直線で行ってしまいそうなくらいじゃ。

黒沢怜生 五段

2014年にプロ入りした黒沢五段

出典:王将戦中継ブログ

 黒沢怜生 五段

(くろさわ れお)

生年月日
1992年3月7日(25歳)

出身地   埼玉県熊谷市

竜王戦   4組

順位戦   C級2組

タイトル戦 獲得0期 登場0回  

棋戦優勝 0回

(2017年12月13日時点)

黒沢五段はプロになって3年の若手棋士だね。
今回の挑決が棋士になって初めての大舞台じゃな。さぞ緊張しておるじゃろう。
永瀬七段と同い年なんだね。
でも黒沢五段は22歳でプロ入りしたのに対し、永瀬七段は17歳。永瀬七段の背中を追ってきたんじゃな。
どんな将棋を指すの?
黒沢五段は今では珍しい純粋振り飛車党で、玉を固める持久戦が得意じゃ。
黒沢五段は修業時代、NHK杯の記録係をやってたんだよね。
そうじゃな。あの初々しい青年がついにトーナメントの頂上まで来たと思うと、感慨深いのう。

2人の過去の対戦を振り返り!

今回は2015年1月28日の王将戦予選のこの2人の対局を振り返ろう。ちなみにこの将棋は千日手の後の指し直し局じゃ。
永瀬七段は千日手が多い棋士なんだよね。最近は少なくなってるみたいだけど。

※当時の肩書は永瀬六段、黒沢四段です

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

黒沢四段が得意の角交換四間飛車を採用したんだね。
角交換四間飛車は明日の挑決でも登場する可能性が十分あるな。

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

先手は銀冠、後手はダイヤモンド美濃。どちらもめっちゃ堅い囲いじゃな。
すごく長引きそうな持久戦だね。

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

中盤戦、激しく駒を交換し合ったね。
一応、銀桂交換で先手永瀬六段が駒得。でも形勢は難解じゃ。

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

永瀬六段は端から巧みに攻めていったね。

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

しかし黒沢四段も受けてばかりはいられないと反撃。非常に難しい中盤戦じゃ。

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

終盤、攻め駒がたくさん入り乱れてて、ごちゃごちゃになったね。
超難解ながら永瀬六段がリードを奪ったようじゃ。さすがの腕力という感じだな。

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

優勢な終盤でも焦らずしっかり受ける。永瀬六段は勢いだけじゃない冷静さがあるんじゃ。
若き俊英、黒沢四段もさすがに万策尽きて…

投了図

先手:永瀬六段 後手:黒沢四段

じりじりした序盤の駒組から、超難解な中終盤を乗り越えて永瀬六段が貫録勝ち実力の高さを示したな。
黒沢四段も善戦したものの、この時すでにトップレベルだった永瀬六段にはかなわなかったね。
でもこの対局はもう約3年前のこと。今この2人の差は縮まっているはずじゃ。

はかせの大予想

それじゃはかせ、明日の予想をどうぞ!
うむ。ばっちり当ててやるぞ!

☆はかせの大予想☆

①戦型

黒沢五段の角交換四間飛車
永瀬七段が居飛車黒沢五段が振り飛車の可能性が高いのかな。
そうじゃな。ただ黒沢五段は中飛車や角交換四間飛車など、本当にいろんな振り飛車をやるから、どれになるか予想が難しい

終局時刻

19時半くらい
持ち時間4時間だと、19時半くらいから両者1分将棋になるのかな。
そうじゃな。明日は挑戦者を決める頂上決戦。1分将棋のギリギリの終盤戦になるはずじゃ。

③勝敗

永瀬七段が有利かな
今の永瀬七段は勢いがすさまじく、将棋の完成度も高い。正直、黒沢五段が勝つのはなかなか大変じゃろう。
なんたって今30勝6敗だもんね。(12月13日時点)
黒沢五段としてはしっかり研究してある序盤作戦に持ち込んで中盤でリードして逃げ切りたい
黒沢五段は負けたら終わり、永瀬七段は明日負けても第2局勝てばいいっていう、特殊な条件だよね。
それが両者の心理にどう影響するか。ただ2人とも第2局のことは考えず、目の前の一局に集中するのがいいと思うぞ。
来年2月に渡辺棋王と対峙するのは永瀬七段か、黒沢五段か。とっても楽しみ!

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